歯周治療、むし歯治療、根管治療、予防、メンテンナンス

フッ素濃度 セルフケア(諸外国の場合)

日本のフッ化物濃度の上限値は1500ppmで、これは国際基準(ISO)に則ったものです。では、諸外国の歯磨き剤のフッ素濃度はどの程度かというと、米国の一部の州やスウェーデンでは5000ppmの濃度のものが使用されています。

日本でも、学会の共同声明で根面(歯の根が露出した部分)に対して5000ppmのフッ化物の使用推奨がリリースされています。こちらは国内未承認のため、日本での認可への期待も声明に盛り込まれました。

フッ化物は化学的な組成や、使用法で安全性が大きく変わるにも関わらず、ヨーロッパ等でフッ素が禁止されているという誤った情報に怖がる方も多いようです。フッ化物に関しては今後も動向の多い項目にあると思いますので、クリニック内でもアップデートされた情報提供をしていければと思います。

モガミデンタルオフィス 小伝馬町・馬喰町・馬喰横山

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