歯周治療、むし歯治療、根管治療、予防、メンテンナンス

むし歯(う蝕)は、細菌と環境変化で起こる

「むし歯はうつりますか」というご質問をよく頂きます。

以前は、ミュータンスレンサ球菌という細菌そのものがむし歯の原因として捉えられ、「感染の窓口」などと呼ばれた時期もありました。

このミュータンスレンサ球菌は常在菌で、むし歯(う蝕)の進行がない部分にミュータンスレンサ球菌がいる場合もあれば、進行した部分にこの菌が見つからない場合もあります。

現在の見解では、むし歯は「特定の細菌によってだけ引き起こされるものではなく、複数の細菌が関わりながら環境変化によって起こるもの」とされています。

医学的には非感染性の病気として捉えられ始めていますが、特定の細菌が原因でないことは明らかなものの、細菌が関わりながら引き起こされるものに変わりはないため、口腔内を清潔に保つことが家族やパートナーにとっても大切なことかもしれません。

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