口腔外科、親知らず

親知らずの抜歯でかんちがいしやすいこと

年末にかけて親知らずの痛みで受診される方が少し増えています。抜歯は怖い、腫れるのでは、という気持ちで相談される傾向にあるようです。

親知らずは上下左右で4本ありますが、部位によってまず処置の難易度がだいぶ異なります。

一般的に抜いた後に腫れる、痛みが続くなどの症状が出やすいのは下の親知らずです。下の親知らずは顎の小さいアジア人だと横向きに生えていて、切開を伴うような処置が必要になることが少なくありません。

逆に、生えている上の親知らずは、そこまで難しい処置ではなく、短時間に抜歯でき、術後も症状がないことがほとんどです。研修医や学生が抜歯のトレーニングを最初の歯もおの部位です。

もちろん人によって生え方や歯根の数、骨との関係で上の難しいケースや下の簡単なケースなどもあります。口腔外科の専門医・認定医の外来もご用意していますので、気になる方は診断や相談をぜひ頂ければと思います。

モガミデンタルオフィス 小伝馬町・馬喰町・馬喰横山・東日本橋

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