11月FDI(世界歯科連盟)が、世界歯科会議にてフリーシュガーに関しての新しい見解を発表しました。
概要としては、砂糖は、う蝕(むし歯)などの危険因子であることを再度確認し、2030年までにすべての国が砂糖消費に対処する政策をとるべきだとしました。
学生だった2000年前後の頃は、清涼飲料にも今以上に砂糖が含まれており、大学にいた先輩の研究でスポーツドリンクを飲みながら1kmを走って口の中のpHや乾燥度などを測る研究に参加したことがあります。1kmを計10本走りながら指定のドリンクを自分のタイミングでなく飲むという過酷な研究でしたが、清涼飲料はこういった研究なども元に現在は砂糖の量が以前よりは少なくなっています。
保険診療のないあ他国では、むし歯のリスクの高い方には、こういった指導介入をしてから治療しているところもあります。ただ治療してしまうだけでなく、原因を理解して正していくことが本質的かもしれません。
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