CMやインターネット、歯科医院の物販でも数多くの歯磨き剤やうがい剤が広告されています。
モガミデンタルオフィスでは、エビデンスに基づいて、①フッ素、②クロルヘキシジン、の２つを使って頂くように指導しています。広告ベースではさまざまな薬効成分が効能をうたわれていますが、自社製品との差をとっているものなどが非常に多く、教科書的にはこの２つがおすすめできる成分です。
歯周病の治療では、菌の数を減らす、活性を下げることが重要です。クロルヘキシジンは細菌の細胞膜を壊して抗菌作用を発揮します。海外では、0.12-0.2%のクロルヘキシジンが歯周炎に有効であることが知られており、日本よりも広く使われています。日本ではアレルギーなどの副作用を懸念して濃度を薄く調整し「コンクール」「バトラーCHX」として販売されています。
クロルヘキシジンは含有されていませんが、「リステリン」についても文献で歯周治療への有効性を示すものがあります。
モガミデンタルオフィス 小伝馬町・馬喰町・東日本橋